19日目ベルファスト~ドロヘダ~ダブリン
(アイルランド後半から更新をサボってましたが再開しようと思います!)
エディンバラで知り合った日本人Mちゃんが、この時期にアイルランドに行くならドロヘダという街で「フラー・キュール Fleadh Cheoil」という音楽祭に行くとよいですよ、と教えてくれた。アイリッシュらしい伝統音楽に出会えるはず、とも。
事前に下調べをしていると、私の好みの歌手がいた。zoeconwayさん(読み方が…ゾエさん?)。のびやかで美しい歌声とバイオリン演奏。この方がフラー・キュールのお祭りで教会でコンサートをするらしいので申し込んだ。20€=2600円。他のコンサートは、民間団体主催で10€だった。
聞いてみてね!
Zoë Conway and John Mc Intyre - Faoiseamh a Gheobhadsa
ドロヘダに行くには、一度ダブリンまで行き、バスか電車でドロヘダまで戻るのが一番早いみたいだ。(数は多くないけど、ベルファストから電車でドロヘダ直行も可能)
旅も中盤、ずいぶん慣れてきたので、今回は初めてベルファストからダブリン行のバスのチケットをインターネットで予約した。(と思っていた)
時間に余裕をもってBelfast Europa Bus Centre駅に到着。
しかし、予約したはずのダブリン行バスが時刻表に出てこない。不安になって、バスのインフォメーションセンターに確認すると「それは電車のチケットよ!」といわれる。
ええ~!!バスと電車のチケット普通間違える?と思いつつも、同じ構内に「Great Victoria Street駅」という電車の駅があったので、今度は電車の駅員さんにチケットを見せる。
すると「これ、この駅じゃなくて、Belfast Centlal駅発だよ」と言われる。ここからBelfast Centlal駅まで約1.5㎞、3駅、出発まであと15分。もうだめだ…こういう状況を若者言葉で、詰んだ…っていうのかな…どと絶望していた。
そうしたら駅員さんが「1分後にBelfast Centlal駅行の電車が出るから、それに乗って急いで乗り換えるんだ!1番線だよ!行きな!」と急かしてくれた。私は走ってその電車に乗り、Belfast Centlal駅到着後もホームをひたすら走って、なんとか乗り換えに間に合った。Belfast Centlal駅では急いでいる私を見かねて「乗り換えはあっちだよ!」と教えてくれた人がいたり、駅員さんも急いでチケット確認してくれたり、色んな人がとっても協力的だった。
Mちゃんが言っていたアイルランドは人が優しい、というのを身をもって体験した(ベルファストは英国領だけども)それにしても、ダブリン行きの電車は激混み。日曜日だからかな。
ダブリンに到着。駅から宿に向かう途中Busaras Central Stationというバスターミナルがあったので、ドロヘダのバス往復チケットを購入14€=1820円。
それにしても、ダブリンは首都だけあって大都会。ハイネケンや環境に配慮した色彩のマクドナルドも。お花は相変わらずきれい。
宿に荷物を置き、バス停に戻りバス停を出発(バス停はTalbot Street(opp Bank of Ireland)という、線路の下。わかりにくいので注意)。1時間半ほどでドロヘダに到着した。
ドロヘダの町はお祭りムード満載。だが、街内で演奏などはしていない。※後日分かったことだが、この日以外は街中でフリー演奏などもたくさんやっていたらしい。
zoeconwayさんのコンサートはこの教会で行われた。
残念ながら写真は取れなかったけど、鳥肌モノの素晴らしい歌声と演奏だった。アイルランドに行く前に旅中にアイリッシュ音楽が聴けたら最高だな、と思っていたものの、方法がわからなかったので諦めていたのに、こんな形で聞くことができて感無量だった。Mちゃんに感謝感謝。
音楽祭に来た記念に楽器キーホルダーも2個購入。繊細で可愛い。8€=1040円。
夜、ダブリンに戻ってきた。
既に21時を過ぎていたがこの賑やかさ。
ダブリンいちの繁華街テンプルバーにあるホステル・バーナクルズ テンプル バー(15€=1950円超安)に泊まったおかげで、25時過ぎまで周りのBARの演奏が部屋の中に響き渡った。
ゆっくり寝たい人には、繁華街を離れたホステルを強くお勧めする。