7日目湖水地方ウィンダミア滞在
朝、宿のリビングで「いつからここに滞在してるんですか?」と突然日本語で話し掛けられた。
驚いていると「昨日リビングで見かけた時、日本人かな〜と思って。宿帳見たら日本人の名前が書いてあったから」とのこと。私も昨晩日本人ぽいお姉さんがいるなーと気付いていたが、髪の毛にメッシュが入っており、他人と交流なんかしない!という確固たる意志を持ってそうな強そうな外見だったため、ビビって話し掛けなかった。見た目で判断してごめんなさい。
話をしてみると、彼女はLake District Backpackers hostelに3泊し、今日チェックアウト。グラスゴーで1泊したのち、スカイ島に向かう予定だが宿がどこも満室で困っていると言っていた。私もこれからスカイ島を目指すのに、どこも満室って大丈夫だろうか(※実際にこの日の夜、スカイ島の宿を検索するも空室が見つからず、大幅に日程を変更することになった)
せっかくなので、湖水地方らしい景色を散策するならどこが良いか聞いたところ、コ二ストンからオールドマンまで歩くと綺麗な湖があるよと勧めてくれた。
じゃあ今日はその通りに行ってみます!スカイ島で再開することがあればよろしく、と挨拶して別れた。
コ二ストン行きのバスに乗り込み、湖水地方のバス1DAYチケットを購入8.3£=1328円。お姉さんから教えてもらったmaps.meというアプリを見ながら、進んでいく。
途中沢下りをするグループを発見。楽しそう!
羊もいる。
それにしても変だな。
湖畔散策のはずがこれ登山道じゃない?
なんなの、この富士山8合目当たりで見た景色。
でも…お姉さんは綺麗な湖があるって…言ってた…。
息も絶え絶え、湖を目指して登り続ける。
もうすぐ…きっともうすぐ…!
湖が見えてきた!
湖ちっちゃいー!全然絶景じゃない!!
足はガクガク、心臓が止まるくらいキツかったが、しかし湖には犬もいる。3歳くらいの子供もいる。私死にそうになったのに、犬でも登れる山なんだね。
お勧めしてくれたお姉さんにとっては、この程度、散策程度のものだったのかもしれない。屈強そうだったし。
maps.meによると、高さ540mまで登ってきたらしい。あと300mで頂上だけども、これ以上肉体をいじめたくないので、とっとと下山しました。
その後、バスでホークスヘッドに移動しエスウェイト湖のほとりを歩く。
まあまあ湖水地方な景色。
曇り空だと湖の色もグレーになっちゃうね。
バードウォッチングしているおじさまもいた。
「オスプレイがいるよ!」と望遠鏡を覗かせてくれた。オスプレイとはミサゴという鳥のことらしい。
湖畔をひたすら3.5キロ歩き続けてピーターラビットの故郷ニア・ソーリー村にたどり着きました。
お花が綺麗なバックル・イート。
のどかな放牧地。
ピーターラビットのお土産屋さん。
ニア・ソーリー村からバスでホークスヘッドに戻り、バスを乗り換えてウィンダミアまで戻ってきました。
登山の途中で靴に穴が空き、
新しい靴を買う羽目に。29.99£=約4000円。
歩き疲れて寝ようと思ったのに、これから向かうスカイ島の宿がまったく空いておらず、結局諦めて寝たのが1時。しんどい1日となりました。