イギリス・アイルランドひとり旅

2018年夏、イギリス・アイルランドに約1ヶ月のひとり旅に来ています

【過去日記】イタリアは美味しい~ ITALY IS EATALY~

 
 
 
 
 
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2016年の2月にイタリアに行ってきました。
 
フィレンツェ中央市場に飾ってあったポスター“ITALY IS EATALY”。
 
 
 
 
意訳すると「食はイタリアにあり」といったところでしょうか。その言葉通り、イタリアは何を食べても美味しかった!
 
例えばパスタ。
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ほうれん草とチーズのラビオリ、トマトソース。
 
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小指ほどの長さのショートパスタ、トロフィエのジェノベーゼ
 
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本場ボローニャのボロネーゼ・タリアッテッレ(平打ちパスタ)。Photo byヒデッシー
 
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フワフワした食感のラザニア。Photo byヒデッシー
 
 
イタリアのレストランは、ランチタイムはメニューや看板を用意していない店が多いらしい。日本の日替わり定食のように、その日の食材と気分でメニューが変わるから、わざわざ紙に書いたりしないようだ。
 
バルサミコの故郷・モデナという古都で昼に入ったレストランでもメニューがなく、7種類程のパスタをイタリア語でてまくしたてられた。
 
ほとんど聞き取れなかったけれど3回くらい繰り返してもらったら、どうもトルテッリーニ イン ブロードと言ったらしかった。
 
こ、これだ!(左下参照)
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Tortellini in broad、リング状の肉詰めパスタ・ブイヨンスープ!
 
地球の歩き方に載っていた、イタリアのレストランの代表的なメニューを単語帳に書き写し、通勤途中に暗記していたのだった。イタリア旅行中も携帯していたので、単語帳をバッグから取り出し「今、Tortellini in broadって言った?ねぇ、言ったよね⁈」とお姉さんにしつこく確認し注文。
 
塩とスパイスの効いた挽肉を包んだパスタに、あっさりとしたブイヨンスープがかかっていて、イタリアでは珍しく淡白な味付けで美味しかった。勉強した甲斐があったってもんだ。
 
写真を撮り忘れてしまったが、こういう感じ。
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友人とパスタを一皿ずつ平らげ、さらに「ズッキーニの肉詰めトマトソース マッシュポテト添え」も食べた。
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これも美味しい。
塩気が強く味が濃いので、白ワインがすすむ。写真のトッポギみたいなのは、くり抜かれたズッキーニの中身。
 
それにしてもイタリア人はよく食べる。隣の席の70代くらいの老夫婦もワインを片手にパスタを完食、その後ステーキを食べていた。
 
 
 
続いて、フィレンツェ中央市場2階のフードコートで唯一見つけた日本語の看板。f:id:s4600:20160228160759j:image
 ランプレドットパニーニって、ランプレドットが分からないよ…!“牛肚包”と中国語で書いてあるので 牛の内臓系バーガー と予測をつける。
 
 
 
 
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 こんなん出てきました。
「ランプレドット」とは牛の第4の胃を野菜で煮込んだもの、ですって。
このランプレドットにはオイルソースがたっぷり掛かっていて、かなり食べ応えがあった。 
珍味、そしてツルンとした珍食感。 
 
 
ちなみに、牛の第2の胃・ハチノスをトマトで煮込んだものが トリッパ(黒板にもBASCHETTA DI TRIPPA 5ユーロ、とかいてある)牛の第1の胃が焼肉屋にあるミノ、牛の第3の胃がセンマイ。  
 
牛の胃は余すところなく全て食べる。
それどころか、ヒトは牛の舌から尻尾、骨髄、国によっては子牛の脳みそまで食べるらしい。
人間は牛のほとんどの部位を食べ尽くしてるんじゃないかしら。
牛さん、まじグレイトフル…!
 
 
 
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こちらは、同じく中央市場で見かけたアンティパスト(前菜)の盛り合わせ。本当はランプレドットよりこっちを食べたかったけど、12ユーロで予算オーバー。
 
 
 
海辺の町、チンクエテッレで食べたタコとジャガイモの前菜も絶品だった。
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タコが柔らかく食感が良い。
逆に日本のタコはなんであんなに固いんだろう。日本海の荒波に揉まれているからか。
 
 
ヴェネツィアで食べたポルチーニ茸のリゾット。
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最後に、ベネツィアで訪れたバールを紹介したい。
 
バールとは、立ち飲み居酒屋みたいなもので、お酒と共にチケッティというつまみを楽しむところのようだ。多分。
 
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地球の歩き方に乗っていたバールは、この盛況ぶり。
 
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このケーキみたいにキュートに並べられたチケッティが最高なの…!
 
生ハムとピクルス、レーバーのパテ、アンチョビ、オリーブ、ツナ、チーズなどなどのおつまみがバケットにのって1ユーロ。
 
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ポテトフライ、小魚のフライ、肉だんごなんかもあって、いくらでも食べられるし、お店をいくつもハシゴできちゃう。
 
 
長くなりすぎたので、そろそろやめよう。
 
ピザの写真を忘れてたけど、それはまた今度。