16日目グラスゴー〜ベルファスト
今日はいよいよ北アイルランドのベルファストに渡る。
グラスゴー発の長距離バスに「ベルファスト行」があったので、どうやって北アイルランドに入るのか分からないけど購入。
本当は午前中のバスにしたかったが、なんと満席!午後の便は、16:20発22:00着だそうで、あまりに遅い到着が心配だが、仕方あるまい。
さて夕方までの時間、グラスゴーのボロック・カントリーパークに出掛ける事にした。『地球の歩き方』に"ハイランドキャメル"という長毛の牛に会えると書いてあったからだ。ハイランドキャメルはスカイ島でも何度も見かけたが、いつも車でそばを通りすぎるだけで写真を撮れなかったのだ。
バスで公園に向かう。お釣りは出ないシステムと知らず1.6£のところ2£支払う(=320円)。
バス乗るときにドライバーさんに「ボロック・カントリーパークに行きたい」って伝えたのに、通りすぎやがった。
さて、いましたハイランドキャメル!
この子は全く動かなかったのですが人懐こい子もいました。
続いて、キャメルハイランドの子供。
可愛い!撫でたい!モフモフしたい!
この公園にはボロックハウスという旧邸宅もある。
中は展示場やレストラン、売店も。
お庭も素敵。
東京ドーム31個分の敷地面積だそう。もともとこの公園に来る予定はなかったが来てよかった!素晴らしい場所だった。
帰りのバスも小銭がない上、到着先を伝え間違えた。2.6£=416円。
ゴールウェイで昼食。ブルーラグーンというフィッシュ&チップスのチェーン店。
この旅初のフィッシュ&チップス!想像した通りの味だが美味しい。7.5£=1200円。
イギリスに来るまでフィッシュ&チップスって、日本でいう牛丼やおにぎりみたいな軽食で、500円くらいで食べられるのかと思っていた。でも食事メニューとして提供されてるし、1000円以上するし、量もめっちゃ多い。勉強になりました…。
その後グラスゴーのデパートなどをウロウロした後、北アイルランド・ベルファスト行きのバスに乗り込む。どうやらケアンライアン港〜ベルファスト港まではフェリーに乗ることは分かっているが、バスも一緒にフェリーに乗るんだろうか。
切符を見ると、グラスゴー〜ケアンライアンまでは923番バス、ケアンライアン〜ベルファストまでは924番バスと書いてある。
インフォメーションのおじさんに確認すると、すごく面倒くさそうな嫌そうな顔をしながら「同じバスだよ、チケットが2枚あるのはバス用とフェリー用だ」と言い放った(その後、間違ってた事が判明する)
とにかくバスに乗り込み、ケアンライアン港へ向かう。窓の向こうは夏の雲。スコットランドはどこもかしこも良い景色。
と、ここで運転手さんが「ベルファストに行く人はここでバス降りてフェリー乗ってー!荷物忘れないでねー!!」的な事を言ってる。
よく分からないが、バスのトランクに預けていたバックパックを受け取り、スカイ島に行きそうな人達に付いていく。
そしてバスは行ってしまった。1/3くらいバスに残ってた人もいた。どうやらバスはイナーメッサン(orストランサー)という次の街へ向かうらしかった。
後々、あのインフォメーションのジジイ!感じ悪いだけじゃなく嘘教えやがって!!と猛烈に腹が立ったが今はひとまず搭乗優先だ。
カウンターで搭乗手続き。バスチケットとパスポートでオッケーだった。
船内は随分快適だ。ソファがあったり、
売店や免税店もあった。
19:30に出向し、約2時間程度で到着。下船方法が分からなかったので、同じバスに乗っていたおじさんに教えてもらう。
バスの人は「foot passenger exit」から下船。間違って車ごとフェリーに乗ってきた人の列に並ばないよう要注意だ。
下船ブリッジを渡り、
看板に従って進み、
エスカレーターを降りて、
預け荷物を受け取ると、
バスが待っててくれた(ベルファスト行924番)
ドライバーさんも、ちゃんと人数を数えていた。船から出てくるのが多少遅れても、ちゃんと待っていてくれるようだ。こういうところ、本当に旅の先進国だなぁと思う。
船を後にする。
そしてバスは、ベルファスト・セントラル駅に到着。時すでに22:15。mapsを見ながら宿に向かうが、街中が信じられないほど暗い!!
そしてなんか怖い。
倉庫の横の道を通り、
22:45、やっと今晩の宿に辿ついた。ここのフロントは23時までなのでギリギリだった。
今晩の宿はBelfast International Youth Hostel 、昨日二段ベッドの上段を無意識に蹴っ飛ばしてしまったので今宵はシングルルーム。32£=5120円。
この部屋を一人で使うことはシングルルームと呼べるのだろうか…?
とはいえ、節約のため明日は別のホステルに移ります。無事北アイルランドに渡ってこれで良かった。
旅もそろそろ折り返し地点です。