イギリス・アイルランドひとり旅

2018年夏、イギリス・アイルランドに約1ヶ月のひとり旅に来ています

11日目エディンバラ滞在 ロイヤルミリタリータトゥ

いよいよ今日はロイヤル・ミリタリー・タトゥ鑑賞。

明日からスカイ島に向かうので、今日はタトゥの時間まで、エディンバラの美味しいものを食べに行くことにした。

昨日Mちゃんが、スコットランドの名物はハギス Haggisだと教えてくれた。ハギスとは羊肉と羊の食べられる部位をオーツと一緒に羊の胃袋に入れて茹でたもの、と歩き方にある。

全然美味しそうには聞こえないけど、せっかくなので食べにいくことにした。昨日Mちゃんには「美味しくなさそう」と言ってしまったのに申し訳ない。

歩き方に「ハギスを出すスタイリッシュなパブ」と紹介されてたThe Fiddier's Arms にまで20分ほど歩いていった。


あれ、昨日ランチとアイスを食べた場所と同じグラスマーケットにあったのね!

早速ハギスと注文し、出てきたのがこれ。


あれ?スイートチリソースが敷いてある。思ってたんと違う……。

ハギス自体は臭みもなく食べやすい。柔らかくて、半生肉みたい。でもスイートチリの味が強くてベトナム料理みたいになっちゃってる。

飲み物はアップルサイダー。アルコールの入っていないシードルみたいで美味しい。合計7.2£=1152円。

その後は昨日も行ったアイスクリーム屋Mary's MilkBar。
ミルク味はもちろん、ティー&ビスケット、ゴーダチーズ&プラム、グレープフルーツ&ベルガモット、黒胡麻など日本では見かけないフレーバーが沢山あった。

私はソルトキャラメルをチョイス。2.5£=400円。

最初にしょっぱさが口に広がって、次に強い甘みがくる。美味しい!間違いなくイギリスに来てから一番美味しい食べ物だ。

今日は日曜日なのでグラスマーケットには市場が出ていた。

古着や骨董、食べ物の屋台も並ぶ。私は中古のタータンチェック柄の折りたたみ傘を3£=480円で購入。


怪しい日本食や、

カロン屋さんもあった。

その後、昨日と同じフリンジの会場へ。

とにかく人・人・人!!年末のアメ横か。ここにも昨日はなかった露店が出ている。

あまりにすごい人で座る場所もなかったので、腹ごなしがてらカールトンヒルまで登ることにした。

ヒルに向かう途中、旧市街を振り返る。

あの塔のてっぺんを目指す。

ヒルに到着すると日本人もちらほら。エディンバラ市街を一望できる。

更に塔に登ると素晴らしい景色でした。5£=800円。

時間があるので草っ原に寝転びお昼寝をする。目の前にはアーサーズシートが広がる。

アーサーズシートは往復3時間ほどで頂上まで行って帰ってこれる、と歩き方に書いてある。行けば良かった。

それにしても暑い。黒いパンツを履いているからか、ジリジリ焼けるように腿が暑くなる。誰かが私の足に虫眼鏡で光集めてるのかな?というくらい。

さて少し早いが、タトゥに並ぶことにした。今日は土曜日なので2回公演、18:30と22:30の回があり、私は18:30の回だ。

17時に会場の近くに行くと既に入場の列ができていた。時間が経つにつれ人が増えてくる。

詰めながらちょっとずつ前に進む。

18:45、45分前に開場した。私の席はN、80£の2番目に高い席だそうだ。

こんな感じでキャッスルに近い方が安くなる。

私の主観だが、どこの席でも見応えや迫力ははあまり変わらないと思う。ただ写真や映像を残したい人は、高い席の方が全体像が写せるから見栄えするかもしれない。

10分程度でウィンダミアでチケットを売ってくれたおじさまも合流した。
この辺りから昼間の暑さが嘘のように、ぐっと冷え込んでくる。4枚重ね着してマフラーも巻いて、椅子が冷えるからお尻の下にも別のマフラーを引いたのにそれでも寒い。


タトゥが始まるまでの時間、お誕生日の人が読み上げられる。続いて国ごとに紹介。「アメリカの皆さん〜、ようこそ〜!!」と司会者がいうと、色んな席に座ってるアメリカ人が手を挙げて「ウェーイ!!」みたいな感じだ。日本勢は全部で20人くらいだった。

さていよいよロイヤル・ミリタリー・タトゥ開始。

イギリスの軍楽隊によるバグパイプの演奏や、海外の団体による華麗なパフォーマンスが行われる。今年はアメリカのエアフォース、スイスの鼓笛隊、アフリカの象に乗って演奏する人達などがいた。一昨年は日本の団内も参加したらしい。

動画も上げてみました!


最後には花火も打ち上がり感動的だった。18:30の回だとギリギリ暗くなり始めたタイミングだ。



終了後、あまりにも身体が冷えてしまったのでおじさまとヌードル屋に入った。おじさまはトムヤムクンヌードル、私は名前は忘れたがココナッツ風味の麺をリンゴジュースと共に頼んだ。10£=1600円。

シチューみたいな色だが、酸味が効いており美味しい。久しぶりにまともな食事をした気がする。


おじさまに「宿までの2.2kmを歩いて帰る」と言ったら、歩く距離によって旅のスタイルって大体分かるよね、と笑われた。
バックパッカーなら迷わず3kmくらい歩く人が大半だろうし、スーツケースでホテルに泊まるような旅ならトラムに乗ってしまうだろう。


おじさまと別れて宿に戻る。

宿の台湾人女性と話が弾み夜更かししてしまった。「タトゥの国紹介でね、中国、台湾、香港を、ちゃんと分けて紹介してくれるが良いよね」と言っていたのが印象的だった。